久しぶりの東京湾タチウオです。
浦安の船宿では、4月に入ってからもタチウオで出船していたので気になってました。釣果は、日によってムラがあり、0から数匹といった状況。そんな中、前日の20日はトップ16本とかなり期待できる状況にあったので、たまらず行ってきました。天気は問題なし。ただし、風が強くて釣りづらい一日でした。
乗船して準備している時に隣の方に教えていただいたのですが、21日で今シーズン終了とのこと。それを知らなかったのでラッキーでした。
小型の船に変更となったこともあり、片舷8名から9名で満席だったと思います。7時ころに出船し、1時間20分ほどで観音崎沖に到着。他の船宿からも3隻ほど来ていました。終日、この辺りで釣りましたが、水深は60m前後だったと思います。船長の指示タナは、底から5~8m、5~10mとなかり狭い範囲の指示です。配られた餌はコノシロでした。ただし、夏とか秋に配られるコノシロの倍の長さはあり、ビックリするほど長いものでした。何でこんなに長いの?シーズン最終日だから?そんなわけないだろうと思いつつ、とりあえず半分に切って使うことに。結果的に、この判断は失敗でした。
釣り始めて、それほどの時間がかからずに船上ではタチウオがあがってきます。船首の方、トモの方は、コンスタントに釣っていました。その他の方もそこそこ釣ってます。しかし、......なぜかアタリが出せません。船首の方は、かなり短いピッチで、はっきりと強く、「キュッ、キュッ、キュッ」としゃくってアタリを出して、素早く掛けている感じでした。それを真似て同じようなリズム、誘い幅でしゃくっても、まったくアタリなし。タチウオ釣りで最も焦る状況です。周りは連荘モードに入って次々に釣っているのに、自分だけアタリすら出せない状況、ほんと焦ります。
しばらくすると、船上は落ち着いてきて、ポツリ、ポツリとあがる状況になってきました。相変わらず自分にはアタリなし。あれこれ誘い方を変えてみても効果なし。打つ手なし。気分的には、かなりの諦めモードです。
そんな時、ふと思い直し、餌を長いまま付けることにしてみました。とはいえ、あまり長いと餌だけ、針から先だけ食べられて針掛かりしないと判断し、とりあえず10cmほどの長さでスタート。少しすると、ようやくアタリが出ました。
「コツッ......コツッ...コツッ、コツッ」
そのまま誘いを続けるか?、ペースダウンするか?、いったん止めて様子をみるか?...迷う瞬間です。少しだけペースダウンして誘いを続けてみましたが、それ以上のアタリはありません。やはり餌の半分くらいを食われていました。餌を付け替え、同じように誘いをはじめると、またアタリがあります。同じリズムで誘いを続けると、シッカリとした手ごたえがあり、あわせを入れると乗りました。貴重な1本目なので丁寧にやりとりをして、取り込んだのは指4本ほどのサイズ。ようやくボーズから開放された瞬間です。
その後、同じように長い餌を付けて、時には12cmほどにしてみたりして、色々やってみました。頻繁とは言えませんが、忘れたころにアタリが出るようになりました。餌だけ食われたり、ハリスが切れあったり(これは大きかったと思います)、あわせ損ねたり。結局、追加できたのは指3.5本サイズの1本のみ。できれば、もう少し掛けたかったけど、しょうがないですね。今シーズンは、これで終了です。次回の東京湾タチウオは7月かな?
【タックル】
・ロッド アルバトロスファーストライト 180M
・リール NEWバルケッタ 300HG
・道糸 スーパーブレイド5、1号
・錘 60号
・天秤 ステンレスL型天秤18cm
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