10月24日(土)東京湾テンヤタチウオ

台風の影響などもあって、9月26日以来の1ヶ月ぶりのタチウオ釣りです。今回もドラゴン狙いの東京湾テンヤタチウオです。

最近の東京湾のタチウオは、テンヤはかなり渋く苦戦している状況が続いており、お世話になった船宿のこの日の釣果は0〜7匹でした。一方、天秤船は1〜29匹で、釣り方によって差が大きいのが最近の傾向です。

テンヤ釣りの厳しい状況を反映して、追加の船はなく、座席にも割と余裕がありました。右舷でしたが、10人程度だったと思います。

予定より少し遅れて出船。天気は良かったけど、走り始めると風は冷たく、走水沖までの移動には辛い季節になってきました。冬になってもキャビンに入れないとなると、何か対策を考える必要がありそうな状況です。

走水沖では南側に船団がありましたが、そこには合流せずに手前のポイントでスタートでした。指示ダナは、終日55〜50mといったあたりでした。一投目は、速いピッチで3回しゃくってステイを繰り返して様子を見ましたが、全く反応なし。少しづつピッチを緩め、様子を探りますが、気配なし。

そんな状況下でとなりの方が、続けて2匹釣り上げました。タチウオが底付近に居ることは確かです。ゆっくり2回しゃくってステイ。この2回の間の間隔を少し短くしてやると、小さなアタリが手に感じるようになり、繰り返していると、グッと竿先が入り乗りました。が、巻き上げの途中で軽くなり、ばらしてしまいました。掛かりが浅いのか、引き込んだ後の瞬間に針が抜けたのかは不明です。

この数分後にも掛けましたが、やはり途中でばらしてしまいました。テンヤの針金のところにタチウオの歯が掛かっているだけで、テンヤの針先がタチウオ に刺さってなくて、途中で歯が外れて逃げているのかもしれません。

それから少しして、今度はシャクリのタイミングにピッタリ合って、一発で乗りました。手応え十分で、竿先はグッと水面方向に曲がります。時々ある強烈な引き込みを楽しんだ末に取り込んだ1匹は、重量感たっぷりの大物でした。帰宅後に計測したサイズは、122cmありました。今シーズン3匹目の120cm超えです。

この日は、上にも書きましたが、バラシが多く、数的には伸びなかった1日です。最終的に5匹に終わりましたが、感覚的には5、6匹はバラシがあった印象です。エサは、追加で10匹購入して、計15匹でしたが、手を付けなかったのは1匹だったので、それなりにアタリを出してエサも使ったという感じですね。

釣果は5本でしたが、122cmのほかにメーター超えが3匹(111cm、105cm、102cm)あり、残りも97cmだったので、サイズの揃いとしては結構良かったです。

今回、シマノのガングリップを使ってみたくて、急きょ竿(ライトゲームSS TYPE 82 H185)を購入して使ってみました。本当は、サーベルマスターSS テンヤを買うつもりでしたが、売り切れていたので、とりあえずこの竿を買ってみました。使用感としては、特に違和感もなく、シャクリづらいということはなかったです。手首の疲れも軽減される感じがしました。結構良さそうな印象です。もう少し使ってから、また、感想を書きたいと思います。

今回使ったテンヤは、メジャークラフトの「太刀魚道場 舟テンヤ早掛け」。スタートは「ゼブラレッド」で、アタリが出なくなったので「紫」にしてみましたが反応なし。隣りで赤金がアタってたので「紅」に換えてみるとアタリが出る感じでした。何となくですが、赤系が良いのかもしれませんね。

【タックル】
・ロッド ライトゲームSS TYPE82 185H
・リール グラップラー CT 150XG、途中からフォースマスター400DH
・道糸 PE1号 (ブレイド5、高切れで15mほどロスト)
・テンヤ: 50号(太刀魚道場 舟てんや早掛け、「紅」ロスト)
・クーラーボックス ライトトランクα GU 2400 
・えさ イワシ(5匹+購入10匹)