10月1日(土)東京湾タチウオ

船宿に向う途中、一時、雨でした。雨具は、上着しか持参していなかったので、乗船後も雨だったらと心配しましたが、船宿に着く頃にはすっかりあがってしまい、余計な心配でした。

この日の釣場は、予想通り走水沖。船長の指示ダナは、終日50~40mを中心に、群れの動きにあわせ5mほど上がったり下がったりでした。

まずは、大物狙いということで、ハリス4号の先端に12号を20cmほど結んでチモトを補強した仕掛けでスタート。針は、いつものサーベルフックXでサイズは1/0です。

一投目、早めの1/3回転で誘いながら、3度目に指示ダナの上付近、40mちょい下あたりで軽く前アタリ。リズムを変えずに誘い続けると、グッと重みを感じて軽くあわせ。

巻き上げ始めるとそこそこの重量感で、引きもまずまず。これはメーター位かな?と期待しつつ、取り込み体制から抜き上げると、「あっ!」の声とともにタチウオは海中に反転。補強した12号のフロロをあっさりと切ってしまいました。

誘いを止めて待った訳でもないのに、チモトまで一気に噛み込んだということのようで、「タチウオは12号でも切れる時は切れる」を実感しました。

この日の最大サイズは、94cmでした。この1匹はメーター越えだったような気がします。もちろん、逃した魚なので、何とも言えませんが。

この後も頻繁にアタリが出る感じはなく、とは言え、丁寧に誘って、パターンを変えて工夫して誘っていると、アタリが出る一日でした。ただし、アタリは1撃が多く、誘いについてくるタチウオは少なかったです。

誘いを止めて竿先を動かしながら待っていれば、たまに口を使うタチウオもいましたが、総じて誘い続けた方がアタリは続き、結果としてアワセまで持ち込むことができた感じでした。

リリースに近いサイズも時々混ざりましたが、リリースは1匹だけでした。逆に、メーター越えの大物もなし。

中には写真のように、エサを呑まれたにも関わらずハリスが切れなかった時もありました。このように12号の補強が功を奏す場合もあり、この仕掛けの是非、使い続けるか悩むところです。仕掛けのハリスに結束部があると、どうしてもお祭りの原因になるのは間違いなく、この日もお隣さんのPEが絡んだことがありました。

昼頃からは、1/2回転でちょっとゆっくりしゃくりながら誘うパターンが良かったですね。誘い上げた後の止めも若干長めにして、エサを見せるイメージが良かったです。午後にもポツリポツリが釣れ続け、最終的な釣果はリリース込みで22匹でした。最後の1匹もそこそこのサイズでしたが、...取り込みの際に掴んだ天秤を船べりの穴に入れる時に、一瞬、ハリスが緩んだようでハリが外れてしまいました。

集中力を維持しないと、ついやってしまう単純ミスでした。

この日の船宿のHPには、「走水沖で朝から食い良好~”” その後も1日を通してアタリ多く楽しめました。 トップ26本! 続いて22・20本 ツ抜け以上の方多くてお土産バッチリでした。」となっていました。

サイズには物足りなさはありましたが、終日、工夫すれば何とかアタリを出すことができた一日。秋晴れにも恵まれ、快適な一日。満足の1日でした。

【タックル】 
・ロッド メタリア タチウオゲーム MH-175
・リール グラップラーCT 150XG
・道糸とリーダー PE1号、リーダーはフロロカーボンの6号を2m
・おもり 60号
・天秤 自作 のストレート天秤
・仕掛け 自作(サーベルフックXの1/0と2/0、フロロ7号を2m、もしくはフロロ4号2mの先にフロロ12号を結束して補強) 
・クーラーボックス ライトトランクα GU2400
・えさ コノシロ