12月8日（土）富山湾タチウオ

寒波が押し寄せる中、富山湾に行ってきました。TVの週末の天気予報では「真冬のような寒波」となっていましたので、出船は無理だろうと考え、中止の連絡を期待して待っていましたが、なんと出船！

船長の判断は、南風なので何とかなるとのこと。確かに出船のころは雨も上がって風もなく、青空も出ていて、これなら何とかいけそうな雰囲気でした。

 

予定通り10時に出船。最初のポイントは旧新湊港を出てすぐの場所。庄川の河口ということになります。このポイントでは、11月に少しだけやってアタリもなかったところなので、期待はしていませんでした。最初は、少し早いピッチ、1しゃくり１回転で指示ダナから上に20m位の範囲を誘ってみましたが、アタリなし。何回か同じようにやった後に、今度は、1しゃくり1/3回転に幅を狭くし、さらにゆっくりとしたピッチでふわっ、ふわっと誘います。

船長の指示ダナから5mくらいで小さなアタリ。同じように誘い続けると小さなアタリが時々出ます。追いかけている気配が分かります。さらに誘うと、くッと竿先が入り、軽くあわせを入れて乗りました。しかし手応えは、「小さい！」。巻き上げる途中でバレたかと思うほどの軽さ。上げてみると指2～3本サイズです。もちろんリリース。

その後も同じように誘うと、同じようなところでアタリがあり、丁寧に誘い続けると乗せることができました。しかし、サイズは小さく、すべてリリース。

このポイントで30～40分やったと思いますが、船長は移動を決断。岩瀬、水橋方向に移動を開始しました。この時間の気温は5℃弱。さすがに風は冷たく、真冬並みの寒気を体感します。水温はそれなりに高いので、遠くには気嵐も見えました。

新湊大橋あたりから、うねりが急に高くなり、方向の違ううねりも混ざって来るようになると、船が停止し、船長から引き返すとアナウンス。さすがに、うねりが混ざってくると危ないのは素人でも分かりましたので、戻って正解でした。

 

 

庄川河口のポイントに戻って釣り再開。アタリも良く出て、それなりに釣れましたが、サイズは全くダメ。そのうちの1匹は、最小記録となる？指1.5本。サンマとサヨリの中間サイズもあったりして、笑える場面もありました。釣果は12～13匹。針を飲み込んだり、スレ掛りした3匹は持ち帰りましたが、他は全てリースでした。