6月27日(日)瀬戸内一つテンヤ真鯛

タチウオ釣りに行けない時期もありそうなので、一つテンヤ真鯛を始めることにしました。今回は、その第1回目になります。

今回お世話になった遊漁船の船長から、福山港に5時15分集合との連絡を受けておりました。少し余裕をみて自宅を出発し、途中、コンビニに立ち寄って、朝食と昼食、予備としてブロック氷を購入。福山港には、4時40分頃には到着したと思います。生憎の小雨ということもあり、上下にレインウエアを着て準備をしました。

船長が出船場所に到着後、氷を購入して乗船。船上の指定された場所は、右舷の後ろ寄りでした。私以外のお客さんは、2名もしくは3名でした。単独での釣行ということもあって、私は空いている場所に配置となったと思います。船長が操舵室から出入りしやすい場所でもあったので、タモ入れしやすい場所ということもあったのかもしれません。

出船は5時20分頃だったと思います。途中、島(たぶん白石島)に寄って活きエサのエビを入手してから釣りのポイントに向かいました。何という名前のエビなのは不明ですが、食べても美味しいエビでした。

はじめての一つテンヤ真鯛ということもあり、ポイントは全く予想がつきませんでした。瀬戸大橋をくぐり抜け、東に向かったのは確かでした。やがて、南の方角に小さく高松のシンボルタワーと思われるビルが見えてきましたので、その辺りということです。

最初のポイントでは、15号のテンヤが指示され、ダイワの「タイカブラ TG SS」をチョイス。事前にYouTubeでエサ付けの方法を見てはおりましたが、いざ、やってみるとテンヤの持ち方から、エサの持ち方など慣れていないので、ちょっと手間取りました。周りの方々に数分遅れて投入。水深は30m弱だったと思います。底取りはしっかりできましたが、マダイの気配はなし。少ししてから船長は別のポイントに移動。

次の場所では、10号のテンヤに変更するよう船長から指示があり、ハヤブサの「無双真鯛 貫通テンヤGT」に変更。同じような水深だったと思います。底取りも問題なく出来ましたので、まずは底から2回しゃくって様子をうかがい、さらに上にしゃくってみます。次に、少しずつフォールしてステイなど、何となく適当にこんな感じかな?とやってました。

しばらくすると船長から釣り方の指示が飛んできました。要するに底をとったら強くしゃくって、直ぐにフォールして底を確認し、再び強くしゃくってフォール の繰り返し。これをリズミカルに行うというものでした。竿は水平の状態でしゃくって、水平に戻したときに、テンヤのテンションが抜けて竿先がすっと水平に戻る瞬間に底を確認するというやり方です。

とりあえず、何とか船長の指示通りになるように実践してみますが、どうもリズムが悪くて遅いとの指摘でした。フォールに時間をかけ過ぎだったようです。みよし側の常連さんと思われる方々は、確かにビシッとしゃくってリズミカルでした。

しばらく真似しながらやっていると、突然、竿にかなりの重量感。前アタリもなく、一発で喰ってきた感じでした。竿を立て気味にして、マダイの強い引き込みをかわそうとしていると、再び船長から竿先は海面に突っ込むぐらいに下げるようにと大声で指示が飛んできました。竿を立てていると、何かの拍子に外れるよ うで、竿先を下げて、マダイの強い引き込みはリールのドラグでかわすイメージだと思います。確かに理にかなっているとは思いますが、掛かったら竿は斜め上に立てて、強い引き込みをかわすというのが一般的かなって思っていたので勉強になりました。

やがて無事に船長によりタモ入れとなりました。1匹目にしては十分な大きさで、たぶん50cmを超えていたと思います。一つテンヤ真鯛では、ロクマルマダイを目標にしていました。幸いなことに、この10分くらいに後、61cmを釣り上げて目標を達成し、他にも前半で2匹釣りビギナーラック全開って感じでした。61cmは船上での船長による計測です。その他は自宅での計測ですが、51cm、47cm、46cmと良型揃いでした。

後半になるとアタリが減って、さらにアワセ損ねの空振りを連発して釣果は伸びません。手の大きさぐらいが1匹釣れただけでした。これはリリースです。また、底取りの際の根掛かりも3度あり、そのたびにリーダーの結束などで時間のロスもありました。

タングステンのテンヤは高額なので、テンヤ3個のロストは、精神的にもお財布的にも痛いです。根掛かり対策は必須であり、次回の課題ですね。

【タックル】
・竿 エンゲツ SS 一つテンヤマダイ 240MH
・リール 17ナスキー
・道糸 PE0.6号(VARIVAS ハイグレードPEマーキング タイプII ×4)
・テンヤ タングステン15号、10号(うち10号を3個ロスト)
・クーラーボックス ライトトランクα GU 3200