12月10日(土)東京湾タチウオ

数は伸びていませんが、ポイントが湾奥になったことと、そこそこ型も狙える状況になってきたので行ってきました。

ちなみに直前の釣果は、7日(水)が0~6本、8日(木)が0~6本、9日(金)が1~5本なので、トップは同じように5本ないし6本を想定し、自身の目標は3本に設定しました。

通常であれば船は東京湾に出てからそのまま南下しますが、この日は東北東方向に進み、最初のポイントは、千葉市と市原市の中間地点あたりの沖合でした。ただし、直ちに釣り開始とはならず、ポイントの捜索が続き、またポイントらしきところでもグルグル回って探す。また、移動して同じように探すことが続きました。時には、千葉港に少し入ったところで釣ったりして、複数のポイントでタチウオを捜索しましたが、気配なし。

魚探にはそれなりに映っていたのかもしれませんが、合図にしたがって仕掛けを落としても、全く気配なしでした。

2019年にも湾奥、千葉市沖で釣ったことがありますが、その時は型揃いでした。数も釣れたので、午後にはクーラーボックス(フィクセル22L)が一杯になった記憶があります。

この日は、そんなことは全く期待できない状況で、タチウオの反応は皆無でした。

船長は、10時か10時半ころには千葉沖周辺を諦め、羽田空港の北部に移動。そこでも、基本的に気配はなく、状況は似ていましたが、はじめてアタリが出ました。

アタリが出ただけでうれしい状況も久しぶりでした。ボウズ覚悟の雰囲気が、船全体に漂い始めていただけに、ちょっと元気が出てきた瞬間でした。

とは言っても、アタリは頻発することもなく、羽田空港の東部沖に移動。忘れたころに、アタリが出ることもありましたが、それは極稀。

やがて、東京湾アクワブリッジの南側に移動。ここでは、活性の高い群れの通過にちょっとだけ遭遇したのか分かりませんが、少しだけタチウオが上がって、船上に取り込んだ時の音が聞こえました。

右舷ミヨシの方が、かなりの頻度で釣っていたので、その間合いを真似ながらやってみました。

この日の釣り方は、着底後に底から4m辺りに天秤を上げた後、竿先を頭上にしゃくってから竿先を下げてもどし、その状態でステイ。エサがふわふわと落ちてくるところをタチウオに見せて、アタリを感じてもしゃくるのではなく、エサを丸呑みさせて掛ける釣り方でした。

これは、出船前に中乗りさんがレクチャーしてくれた釣り方です。ミヨシの方の待ちの時間は、自分よりもかなり長く、しかし、同じように待っても食ってくることはなかったです。ここが釣りの難しいところです。

少しして、アタリがあった時にじっくり待って、竿先が入った瞬間に合わせを入れてみましたが空振り。

すかさず竿先を下して元の位置にエサが戻るイメージで、さっきのタチウオがそこに残っていて、再びエサに興味を示すことを期待して待っていると、前アタリ。。。。。 

小さなアタリが数回続いた後に、竿先がスッと入ったので、直ちに合わせると今度は乗りました。

サイズ的には良型とは言えませんが、ボウズが回避できたので文句なしです。

トップは5本とありましたので、結果的には想定した通りの釣果でした。自身の目標の3本は達成できずに終わりました。

誘って誘って、その気にさせて、掛けていくタチウオ釣りではなく、誘わずにエサを丸呑みさせてから乗せる。チモトは20号に補強した仕掛けを推奨というのも納得です。

4号ハリス2mに12号を20cmほど繋ぎ、針は1/0の仕掛けでした。釣れた1本は、針が上顎に掛かっていたので、切れの心配はなしでしたが、呑ませて釣る状況が続くのであれば、20号を連結した仕掛けの準備も必要かもしれません。

もう少し釣果が回復してきたら、再チャレンジを考えています。

最近の釣果を見ると、11日は1~5本、12日は0~4本、15日は1~4本と渋い状況が続きましたが、16日は2~11本、17日は2~16本と上向いてきている状況もあります。

年末に向けて、回復する可能性も高そうなので、準備だけはしておきたいと思います。

【タックル】 
・ロッド アルバトロス・フラフラ 
・リール グラップラーCT 150XG
・道糸とリーダー PE1号、リーダーはフロロカーボンの6号を2m
・おもり 40号
・天秤 自作のストレート天秤
・仕掛け 自作(サーベルフックXの1/0、フロロ4号2mにフロロ12号20cmを直結) 
・クーラーボックス ライトトランクα GU2400
・えさ コノシロ