先週行ってきたばかりですが、今週も行ってきました。4連休は、天気予報が今一つで、それでも初日が良さそうなので、この日にしました。結果的には、雨が降らなかったどころか、昼ごろには日射しも強く、風もなかったことから、かなり暑かったです。
今週は、5時半過ぎには到着したと思います。予想以上に釣り客が多く、出足も早い感じでした。テンヤ船にするか、天秤船か迷いましたが、混雑してテンヤ釣りができないと困るので、テンヤ船を選択しました。エサのイワシ5匹は、料金に含まれるので、追加で20匹を購入して乗船。想定通りテンヤ船は2隻となり、追加された船に移動して、ほどなくして出船。
第二海堡の南西側に小さな船団がありましたが、船はさらに南下して、走水沖に到着。10数隻の小さな船団が、ばらけ気味で出来ていました。イワシをセットした50号のテンヤ(メジャークラフトの太刀魚道場 舟てんや早掛、紫)を投下。指示ダナは、50〜45mか、50〜40mでスタートしたと思います。
小さなしゃくりを2回、大きなしゃくりを1回してステイを数回繰り返すと微かな気配。すかさずただ巻きで、やや速めに巻くと竿先がスッと入り乗りました。サイズは指3本半〜4本。とりあえず1本目なのでキープ。その後も同じようにしゃくって聞きアワセ気味に巻いて来ると乗ってきます。が、巻いている途中から手応えが消えて、上がって来るのは傷ついたエサが付いたテンヤのみ。アワセをしっかりと、ガシガシ入れないと針がかりしていないのかもしれません。
流しかえてからはアタリが減って、アタリが出せなくなります。デッドスロー、小刻みなしゃくり、大きく強いしゃくりとステイ、竿先を下から斜め上にスーッと上げて止め竿先の変化を注視など、良さそうな誘いを色々試してみますが、どれも今一つです。
艫の方は、ハンドル1回転とステイ、ハンドル2回転でステイでアタリを出している感じがしたので、同じようにやってみますがアタリは出ません。出ているのに気づいていないのか?その方の竿は、かなりの先調子で、小さなアタリも敏感に捉えることができるのかもしれません。
竿を持ち上げつつ竿先を水平までぐっと上げる強めのしゃくりにステイ、もしくは巻きながら竿先を斜め下に下げて、その状態でステイをしていると、少しアタリが出るようになりました。小さな啄ばむようなアタリの後、竿先がスッと一瞬入ります。本来、ここでアワセを入れないと針がかりしないと思いますが、手が動きません。今か? 次のタイミングか?悩ましい時間です。
そんなことを繰り返していると、タチウオの方から勝手にガツンと乗ってくることもあり、メーターサイズを2本追加。10時半ごろで何とか3本だったと思います。
テンヤは、メジャークラフトの舟てんや早掛けの紫(パープル)と赤(レッド)、ヤマシタのグロータイプの使いましたが、グロータイプでは1匹も釣れなかったと思います。紫と赤では、何となく紫の方が良かったような気もしますが、もう少しやってみないと分からないですね。
ヤマシタのテンヤは富山で使って保管してあったもので、メジャークラフトは今回の釣りに合わせてアマゾンで購入したものです。たまたま目についたものを購入しただけですが、中々の優れものかもしれません。針のフトコロが小さい小針なので、タチウオの横っ面に掛けるのではなく、巻きながらしっかり咥えさせて、上あごに刺すイメージの方がいいのかも?
11時頃か曖昧ですが、かなりの大物を掛けました。ステイから竿先を上げた瞬間にズドーンと重くりな、竿先が真下に向きそうな勢いで引いてきます。それを耐えて、隙を見つけて巻いて、途中の強烈な締め込みはヒザの屈伸で逃がしながらやり取りして、ようやくリーダーが見えて、掴もうとしたその瞬間、猛烈な勢いで斜め艫の方向の船底に入り込みます。ドラグはギチギチに締めているので、竿先も船底側に強く引っ張られます。
「あっ!.....」
タチウオが反転したからだと思いますが、針が外れてしまいました。巻き上げる途中、何度も強い締め込みがあったので、針穴が広がっていたのかもかもしれません。この日は、120cm超えを2本釣りましたが、それに匹敵するか上回る引きと重量感でした。あの瞬間にリダーに手がかかっていれば、という後悔もあります。鮮明に記憶に残る場面ですね。
道糸1号に6号のフロロをリーダーとして結び、その先に14号を1m繋いでテンヤを付けて釣りましたが、テンヤの上部の14号のフロロが一発で切られ、紫のテンヤをロスト。道糸の先の18mあたりの高切れで、赤のテンヤをロスト。いくつかのトラブルもありました。
この日の釣果は計6匹。帰宅後の計測では、120cm超えがが2本(124.5cm、121.5cm)で、100cm超えが3本(109.0cm、108.5cm、104.5cm)、残りが93.5cmと型揃いは文句なしです。
船の釣果は、テンヤ専門船は2隻の高低で75cm〜120cm、3〜17本となっていました。終盤に最後のテンヤをロスト(リダーと道糸の結束が悪くて切れた?)しなければ、あと1、2本は追加できたかもしれませんが、ドラゴンサイズが釣れたので、大満足の1日でした。
エサは、最終的に6匹余りました。今回25本でやりましたが、数としては妥当な線かもしれませんね。次回に向けて、テンヤを購入することと、道糸の巻き替えも必要なタイミングです。
ちなみに、124.5cmは今シーズンのベストサイズです。さらに、これまでの自己ベストが114cm(2017年12月2日、12月16日、いずれも富山湾でのテンヤ釣り)なので、10cmほど自己記録を更新したことになります。このタチウオですが、お腹のところの幅は12cmありました。
【タックル】 ・ロッド メタリア タチウオゲーム MH-175 ・リール グラップラー CT 150XG ・道糸 PE1号 (高切れで20mロスト) ・テンヤ: 50号(3個ロスト) ・クーラーボックス ライトトランクα GU 2400 ・えさ イワシ(25本匹)